2016年03月31日

外国人の“忍者信仰”が熱い!

最近日本を訪れる外国人が急増している。

そんな背景もあって、外国人観光客の増加に伴い、忍者への人気も高まっている。

元々、日本人がイメージしている忍者像は『忍び』と言われるがごとく、敵軍などに潜行して情報収集を行う隠密の役目を行う人間で、知恵を活かした様々な道具を使ってその役目を遂行するものである。

決して魔法を使宇ようなイメージは無いと思う。

外国人が思い描く『ニンジャ』は歴史上のニンジャ像とは違う物である。

では、何がこうも彼らを引きつけるのだろうか?

実はアメリカンコミックでスーパーヒーローとして紹介された忍者像が、忍者へのあこがれを生んでいる理由の一つ。

しかし、日本で最もよく知られた忍者として紹介されている武神館本部道場の初見良昭氏のもとには、遠く米国、ドイツなどから修行に来る外国人も相当数いる。

また、イランでは3000人超の女性が日々鍛錬する“くノ一養成”道場がある。

こうして多くの人が真剣に忍者の技術・武術を学んでいる。

こうした修行の中には体術、棒術、手裏剣など豊富。
中には刀の上を刃すれすれの高さで飛び越えるという危険な修行も含まれている。

ある意味では、日本と言う土壌で長い間に訓練/磨かれた術の集大成である忍者は、魔術を使わないでも、効率的・科学的根拠の基で培われたしっかりとした武術なのであろう。

そうした裏打ちのある伝統武術として、それらをしっかりと学ぼうという人が増えているのである。

おもしろい記事がある。

それは、2012年12月、英国で、21歳の男が黒い忍者コスチュームに手製の木刀と煙爆弾を携帯し、深夜の街をパトロールしていたところ、警察が刃物を所持していると誤解された事件がある。

警察はヘリの出動、警察犬の増援を要請し逮捕したのである。

その男はアメコミのスーパーヒーローに憧れていたという。

改めて、我々日本人も忍者に目を向けて調べてもおもしろいかも。

記事



Posted by billevan at 13:05│Comments(0)
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